気ままにプロ野球分析~読売巨人軍編~

 
昨年、まさかのBクラスに転落したジャイアンツ、高橋監督3年目の

今シーズンを気ままに分析します。

その1、吉川尚・岡本よ!ジャイアンツを引っ張る気概で望め!!

球団の特性上、FAや外国人で選手を集めて「常勝」を」義務づけられた

ジャイアンツ。その結果、阿部や長野に陰りが見えてくると世代交代が

上手く出来ずズルズルと衰退してしまった現状を打破するのは

やはり生え抜きの若いスターの出現である。

若い生え抜きスターと思っていた坂本も30歳なんですね!!

逆に言うと坂本以降、生え抜きが出ていないという事ですが・・

高橋監督の開幕前の「スタメン発表」で名前の挙がった二人!

長年の懸念ポジションだったセカンドの穴を埋めろ吉川尚!

背番号25を引き継いだ岡本!

「俺達がジャイアンツを引っ張るんだ」と気持ちで望んで欲しい

 

その2、それぞれに復活する想い

ある意味「黒歴史」からの生還を望む二人をキーマンとして挙げたい

「高木 京介」・・貴重な中継ぎとして定着してきた矢先に野球賭博

発覚し1年間の謹慎処分。今年、支配下登録を経て再出発を狙う。

(ちなみに選手名鑑では、まだ3桁の028ですね・・)

心無いヤジを受けるかもしれないが、冷静に分析すると

森福・山口鉄は全盛期の活躍を期待するのは酷で、手薄な

左の中継ぎの補強ポイントに合致する事になる。

「山口 俊」・・涙のヒーローインタビューから一転、暴行事件により

昨シーズンを棒にふってしまった。確かに暴力事件は良くない事で

ある。賛否はあると思うが高木京同様「グランドでの活躍する姿」

しか方法は無いと思っている。

巨人の先発陣はマイコラスの退団し、計算できる先発投手が

菅野、田口、FAで来た野上のみである。

昨年、1勝しかしてない山口俊は年間通じて働けば、その分

昨年よりもチーム勝ち星の上乗せになる。野球の出来る喜びを噛み締めながら

シーズンに望んで欲しい。

 

その3、球場の空気を変える男・上原

まさかの巨人復帰を果たした上原!!

カミネロ・マシソンのみの中継ぎ陣のみで「今年はどうするか・・」と

思っていた矢先、7回を任せれる男が巨人に帰ってきた。

沢村も目処がたった影響で外国人の起用法(ヤングマンを一軍に上げ

カミネロ・マシソンの、どちらかを二軍に落とす)の幅を広げる事に

なる。

 ただ、それだけでない!オープン戦とは言え、上原の登場に

球場全体が一体感をうみ、空気を変えてしまった。

昨今は広島のようにアウェーのチームの方が盛りあがる事の多かった

東京ドーム。しかし自軍で育った上原の登場が球場のボルテージを

あげ目に見えない波及効果を及ぼす事を期待している。

 

次回は「気ままにセリーグ分析~横浜DeNAベイスターズ編」です